【体の知識・生物としてのからだ】

~ 効果よくレッスンを受けていただくために ~

 

◆筋肉の記憶について◆

 

体には短期と長期の記憶があります。

「健康を維持することができる動き」を「長期記憶」として学習することは、

「脳の記憶の部分の活性」にも繋がります。

筋細胞の記憶は、24時間から長くて約60時間以内

または、感覚で覚えている事を思い返し、自身で感覚調整をして

同じ要素の動きとからだの動きのルートを

繰り返し運動をすることによって強化されます。

それによって長期記憶に入っていきます。

筋肉の記憶の力を促進するには、効率のいい動きをすると効果的です。

 

◆効果とは?◆

 

緊張感や気持ちの迷いがない状態で「ゆったり感じながら」できると

筋肉の記憶は促進されます。

そして、筋肉の感覚の変化により、バイタリティーも促進しだします。

同じような動きでも、身体の構造を感知し、それに基づきながら、

「リラックスした状態で、自分の力の強度や幅を感じていく・・・」という調整を、

無理のないところで上手くコントロールしていくことで、

動く余裕と気持ちの余裕が出てきます。

形ができて感覚の動きの流れを感じなければ、脳神経の動きの

使い方の改善はむづかしいです。

連鎖して動く身体と呼吸と感覚がクリアーに感じれるように

自身に挑んでいけるように...

成長は、永遠に続きます。

 

◆リラックスの大切さ◆

 

神経情報伝達の機能障害は、リラックスする感覚が自然と養われず、

緊張度(ほとんど無意識)の高い生活を繰り返すことによって、

症状として現れます。

それには、リラックスして、自分の中に余裕を持ちながら、

緊張する場面や挑戦、スポーツなどの試合等があっても

「マイペースを感じ取れる」感覚を養うことです。

リラックスとマイペースを習得すれば、

ダンスにかぎらず日常のいろんなとことで役立ちそうですね。

 

 

by Mariko Takayasu

 


体の機能についての参照ページ :  好転反応について