NPO京都ダンスアカデミーとの繋がり

髙安マリ子をはじめ、海外のダンス教育・ダンサー育成機関とのつながりを持ち、京都ドイツ文化センターの協力を得ながら、世界のダンサー・ダンス教育者との交流を行ってきました。2009年に多くの宿題をもらい解散となりましたが、ドミニク・メルシー、サシャ・ワルツなど著名なダンサー・振付家との交流は記憶に新しく残るところです。MDTでは、アカデミーの趣旨を引き継ぎ、ダンスとは何か?時代の流れに合ったダンスの探求をしています。

 

【私たちの宿題】

私たちの課題として、講師陣より、日本人のダンサーは、基礎が弱いとのご指摘を受けました。解剖学的な自然な動き、オーガニックな動き、アライメントの理解が難しいようです。また、学ぶ姿勢に関しても「ブランド志向があり、教える内容そのものに、関心を示さない傾向がある」とご指摘を受けました。これらは、日本が抱える問題で、海外の講師が解決する問題ではないことが明確になりました。このように国際的な文化交流を通して、私たち日本人として現実や、今後の在り方を知ることができたのは、大きな収穫と考えております。

 

Photo of Kyoto Dance Academy

写真:京都ダンスアカデミー講師陣