プロフィール(心身ストレスマネージメント編)

1983年にポートランド州立大学のダンス専科、心理学部臨床心理科を卒業。国際ダンス教育専門資格取得後、同大学内の教師を務める。 州立大学内カウンセリング室でベトナム帰還兵のセラピーにあたり、「こころ」と「からだ」、無意識の現象、心身ストレスマネージメントなどの研究に取り組む。

 

1978年~1979年米国エドワーズ精神遅滞センターにてダンス療法士助手、研修を経て、ニューヨーク大学にて、Dr.M.B.ラベンソール女史にダンス療法を学び、世界各地で女史のアシスタントを務める。

 

1992年~1994年に京都大学教育学部臨床心理学科研修員を経て1995年臨床心理士の資格を取得。


日本臨床心理身体運動学会名誉会員

 

 

【海外での活動】

 

1998年~2000年 ギリシャのリゾートアイランド、スキロス島のホリスティックヘルスセンターにて、ヨーロッパの実業家を対象とした、長期リトリート(保養)の講師に招待される。 こちらが参考

 

1998年 トリニダード・トバゴ共和国で、アメリカ実業家を対象とした長期リトリート(保養)の講師を担当。

 

1998年~2000年 英国のロンドンでは、コンテンポラリーダンスやクリエイティブワークショップ講師。同じく、マンチェスターでは、ミュージカルダンサーやオペラ歌手、俳優のための呼吸を使ったパフォーマンスのワークショップ講師。ケントでは、クリエイティブダンスの講師として招待される。

 

2001年 タイのリゾートアイランド、サメット島のアオ・ドォングアンで、長期リトリートプログラムのダンスセラピーワークショップの講師を担当するなど、活躍の場を国際的に広める。

 

※ヨーロッパやアメリカでは長期休暇をとり、リゾート地での保養(リトリート)で、絵画や書き物を楽しんだり、ヨガや水泳など、様々なアクティビティを通して、クリエイティビティを刺激し、楽しむ習慣があります。

 

 

 

【国内での活動】

 

国内では1995年阪神淡路大震災後より本格的にセラピスト活動を行い、神戸のクリニックで精神科医とチームを組み、医療活動にも従事している。

 

また、現代社会におけるストレスマネージメントの提案として、NHK京都カルチャーセンターにて、「神経バランス、トレーニング講座」を開催。さらに、スイミングクラブにて水中での運動、「アクアビクス」に独自のリハビリ研究の成果を取り入れ、対象、年齢層の幅を広げ、好評を得ている。

 

自ら主宰のマリ子ダンスシアターでは、ダンスの技術の他、動きの質を高め、身体を活性化させるために、身体からの分析と、身体が自ら癒すことによるケアが要るのだという、自らの経験を分かち合うため、「呼吸法講座」や「ボディーコンディショニングクラス」等、オリジナルクラスを開催。

 

 

【現在の活動】

 

持病の小児リウマチを、自然派のケアーで、薬にたよらず、様々なリハビリで体の変形を防ぎ、長い年月をかけて、見事に克服したという自身の経験と、国内外の活動を活かしたプログラムの開発をする。

 

2015年 温泉の効能と水中での圧力や浮力を使った「アクア・ボディコンディショニング」を始め、リゾート地で、身体の自然治癒力を、体験を通して知るための「リトリートプログラム」の開催を、地域の方々の協力で実施している。

 


注1)当時のアメリカの大学は、心理学部と社会学部と舞踊学部が分かれておらず、運動生理学や空間論、身体論、哲学など学生が同じように学べる環境がありました。

 

注2)ダンスセラピーは、セラピストの能力によって左右されます。ダンスセラピストの育成を目的とした、ダンスムーブメントセラピーの研修は、日本人に特徴的な暗記による学習法で、表層的に不完全な形で、良くない方向へと間違って解釈され、コピーされて広まったため、現在は閉講しています。

 

注3)講師が持病の克服するのを手伝われた先生方が、現在アシスタントを務めておられます。