レッスン後、ねむくなったり、だるさを感じたりなど、みなさんあると思います。
「そんなのおかしい!ストレッチすれば、体を動かせば気持ちいはずだ!」
と、考えられる方、思われる方も、いらっしゃるかもしれません。
でも、実は、全然おかしくなく、とても自然な状態なのです。
それもそのはず、急に血流がよくなると、身体がついていけなくなって、
だるくなったり、ふらついたりすることもあります。 (無理しないでくださいね)
みなさんは、どのように日常生活を送られていますか?
疲れているはずなのに、疲れを感じないくらい、忙しくされてませんか?
交感神経から、副交感神経が優位になると、このような症状がみられます。
日常生活の過ごし方、考え方のクセに、影響をうけているのが、このような反応です。
自律神経は、感情の状態と、迅速な環境に対応して、機能しています。
「交感神経」の部門は、『闘争・逃走』 反応 と呼ばれます。
特別なエネルギーが必要な場合には、程度を変えて、活動します。
交感神経を興奮すれば、怒りや恐怖の情動を起こさせたりもします。
筋肉が意識しなくても固くなり、緊張している状態を引き起こします。
「副交感神経」の部門は、休息時や、回復時に、働きます。
神経系における、治療部門にあたります。
その目的は、体内に血流を導くことで、エネルギーを貯めて、回復させることです。
苦痛・不安・緊張が緩和されます。
あらゆる変化、ストレスに耐えたり、順応したりしようとする、能力のおかげで、
人生において、あらゆる困難に立ち向かい、乗り越える手助けとなるのです。
レッスンの心得として、
すべてを 『受け入れる器』 をもつことが必要です。
自分を受けとめようとしないで、逃走して闘争すれば、
交感神経を刺激し続けてしまいます。
「~せねば」「やらねば」という思考も, 交感神経を刺激します。
なんとなく限界がきて、しんどくなると、自分の外に依存しようとする。。
これは自律、自立でも、自主的でもありません。
自分自身で、自分と向き合う努力なしには、症状は改善されません。
「頼れる先生」を期待して、依存すれば、大切な自覚から、遠ざかります。
副交感神経を刺激することによって、自然治癒力が高まるはずですが、
生きるための、その反応、症状から逃げていては、本末転倒です。
こころとからだは繋がっています。
何かに依存すれば、本来の自分(心)から乖離していきます。
それにより、何も感じなくなり、全てを失います。
大人として、生きることは、すべて自己の責任です。
成熟していく過程には、予想不可能なことも、起こるかと思います。
焦らず、自分の条件反射を感じながら、ドーーーンと、受け止めてください。
自分の頼りになるのは、自分なのだ、と知ってください。
マリ子ダンスシアターでは、自分のプロセスを、自分で知るために、
クラスは継続して、全回受講を、原則とさせて頂いております。
健康を回復する過程で、症状が逆戻りするような現象が、心身に見られる場合があります。
頭では理解できていても、実際にこの現象が起きると、これまでの思考の癖や条件反射で、
不安や疑問、疑い、怒りさえも抱くものです。
ここを乗り越えるかどうか、、、良くなっていくサインを受けいられるかどうかは、皆さんしだいです。
恐れず、本当に乗り越えれば、その効果を実感できるはずです。
それもすべて、皆さんしだいです。
by MARIKO DANCE THEATRE
マリ子ダンスシアターは36周年を迎えました。現在は、心身共に元気とつながり生き生きと生き延び、今世にやるべきことを知り、愛、自由、平和を感じ、精神の成長が図れるように2015年4月から本格的なリトリートのためのプログラムを、完全クローズドで開催しております。
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